〜たけしの「みんなの家庭の医学」に出演した名医の詳しい情報を紹介!
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Last update 2011/4/15
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心臓血管外科の名医 渡邊剛先生(金沢大学心肺・総合外科/東京医科大学心臓外科教授)

 当サイトでは、テレビ朝日系列で放送されている人気番組「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」(コミコミクリニック)に出演した日本を代表する名医の詳細情報や連絡先について紹介しています。
 皆様が病院やドクターを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

  このページでは、心臓血管外科の名医として名高い渡邊剛先生(金沢大学心肺・総合外科教授/東京医科大学心臓外科教授)
をご紹介しています。
 また下記にデータ検索用のGoogleのボックスを設置していますので、詳細な情報をお探しの方はご活用ください。 
北野たけし みんなの家庭の医学
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●2011年3月29日放送
長引く治らない症状 本当の原因をもう一度探ります!〜名医のセカンドオピニオンスペシャル〜
<渡邊剛先生のプロフィール>
1984年金沢大学医学部卒業後、金沢大学病院第一外科入局
1989年ドイツHannover医科大学胸部心臓血管外科に留学
2000年金沢大学医学部付属病院心肺・総合外科教授
2005東京医科大学心臓外科教授(兼任)
日本外科学会指導医
日本胸部外科学会指導医
日本循環器学会専門医

 天才外科医ブラックジャックに憧れ医師を志し、金沢大学医学部卒業後、金沢大学第一外科に入局。
 海外で活躍する心臓外科医になりたいという夢を叶えるためドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてとしてドイツHannover医科大学に留学。
 ドイツ心臓外科の父と呼ばれるHans G Borst教授に学び2年半の臨床留学中、2000件にわたる心臓手術を経験、チーフレジデントとして又、32歳で日本人として最年少で心臓移植を執刀し移植執刀医として活躍しました。
 帰国後は2003年に日本で始めて人工心肺を用いないOff-pump CABG(OPCAB)を成功させ、富山大学助教授を経て41歳で金沢大学心肺総合外科の教授となりました。
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 我が国におけるOPCABの創始者として日本OPCAB研究会会長を務め、多くの日本人外科医にOPCABを広め、OPCAB普及率70%という世界トップクラスのOPCAB先進国への礎を築きました。
 2005年からは外科手術用ロボット“da Vinci Surgical System”を導入して日本人として初めてのロボット心臓手術を行いました。
 世界の最先端医療であるロボット心臓手術を日本で唯一行っており、2008年に日本ロボット外科学会を創立して、日本におけるロボット外科の普及に勤めています。
 2009年にはロボット支援下冠動脈バイパス手術が厚生労働省の先進医療に認定されました。
 また2005年には東京医科大学の新設“心臓外科”初代教授として金沢大学と兼任、東京と金沢を往復して多くの患者の手術を行っています(渡邊剛先生公式HPを参照)。
 たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学に出演後、患者からの相談が大量に寄せられていますが、その全てに対して真摯に回答をしています。

<番組の内容>

☆胃腸の悩み 
「本当の原因は消化器以外にある!?胸焼けと勘違いされる「ある病」 
 (番組で紹介された内容の概略)
 和歌山県に住む41歳女性のケースです。
 彼女の願いは、早く子供を授かって幸せな家庭を築くことですが、彼女は心房中隔欠損症という先天的な心臓の病を抱えており、それが40歳になり深刻な状況になりました。
 心房中隔欠損症とは、右心房と左心房の間の壁である心房中隔が、発生途中で完成しなかった(穴があいている)疾患を言います。この病気では、本来は全身に送られるはずの血液が右心房に流れ込み、十分な血液が全身に送れなくなってしまうため、血液が減少し、動悸や息切れ、心不全などの症状を引き起こします。
 幼い頃は穴が小さく通常の生活に問題はありませんが、年齢を重ねていくと血液が減少し、動悸や息切れなどの症状を引き起こします。
 この病気を抱えたままの出産に不安を感じた女性が自宅近くの病院に相談をしたところ、カテーテル治療を提案されました。
 1週間程の入院で済むと説明され安心しますが、その後の検査で金属アレルギーであることが判明します。
 カテーテル治療で使う人工の仕切りは金属製であるため、金属アレルギーの彼女に使用すると、湿疹や頭痛といったアレルギー反応が起こってしまうことが判ったのです。
 そこで医師は彼女に開胸手術を提案しました。
 開胸手術は安全性は高いものの、胸部を大きく20センチほど切開し、穴が開いている心臓の仕切り膜を直接縫い合わせる手術です。日常生活が送れるまで回復するのにおよそ3ヶ月を要します。
 「手術をすれば、子供ができるチャンスが遅くなってしまう…」
 藁にもすがる思いで辿り着いたのが、心臓血管外科の名医として名高い渡邊剛先生(金沢大学心肺・総合外科教授/東京医科大学心臓外科教授)でした。
 早速、渡邊先生のセカンドオピニオン専門の外来を訪れた彼女は、自分の思いや願いをあらいざらい相談しました。
 彼女からの相談を受けて渡邊剛先生が提案したのが、胸部は切開せず、いくつかの小さな穴を開けて行う「ダヴィンチ」というロボットを使った手術でした。
 ダヴィンチ手術においては、内視鏡によって映し出される3D映像を見ながらロボットのアームを遠隔操作して手術を行います。
 操作する医師の手と指の動きを完璧に再現でき、細かい指先のブレを補正して1ミリ以下の微細な手術を可能にした最先端医療で、渡邊先生はアメリカで3度ダヴィンチの研修を受けて操作技術をマスターしましたが、心房中隔欠損症など心臓の手術でダヴィンチを使いこなせるのは、日本では渡邊先生ただ一人しかいません。
 身体への負担が少なく、術後の回復も早い夢のような手術用ロボットですが、今の日本でこの手術を受けるには、渡邊先生のもとに出向く必要があり、治療費は保険適用外で300万円ほどの費用が患者負担であるなど、心房中隔欠損症のダヴィンチ手術にはデメリットもあります。
 しかし、彼女はダヴィンチ手術を選択。2011年1月29日に東京医科大学病院で心臓手術が行われましたが、開始から2時間20分、平均的な開胸手術の半分ほどの時間で手術は終了しました。
 名医によるこの手術により、彼女はわずか3日で日常生活へと戻ることが出来ました。

<名医の連絡先>
 金沢大学心肺・総合外科
 石川県金沢市宝町13-1 外来受付076-265-2000(内線 2902)
 
 東京医科大学病院心臓外科
 東京都新宿区西新宿6-7-1 03-3342-6111(代表)

<関連サイト>
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 心臓弁膜症の名医15人
 閉塞性動脈硬化症の名医16人

<インフォメーション>
 心臓病をはじめとする生活習慣病の原因とも言われている高血圧に悩む方が数多くいらっしゃいますが、その高血圧を改善する食事療法が注目を集めています。
 日本食養の会会長の藤城博氏が推奨する 食事だけで血圧を下げる方法というものですが、薬や激しい運動を必要としない療法として知られており、症状が改善した患者から数多くのお礼のメッセージが届けられています。
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